2020年7月28日火曜日

竹中平蔵研究(9)・・・昨日 畏友・稲村公望氏から電話あり。「竹中平蔵批判」=「郵政民営化批判」で、「共闘」を約す。

■竹中平蔵研究(9)・・・昨日
畏友・稲村公望氏から電話あり。「竹中平蔵批判」=「郵政民営化批判」で、「共闘」を約す。

「竹中平蔵批判」は、個々、バラバラに
一過性で、やっていては 、効果が期待出来ない。持続力と専門性、そして資料収集と証拠固め・・・が必要だ。単なる誹謗中傷的な竹中平蔵批判は、竹中平蔵を元気づかせるだけだろう。もちろん、経済や政治、官僚などの専門性だけでもダメだろう。私は、稲村公望氏と政治思想や経済思想・・・など、すべて一致するわけではないが、すくなくとも、「竹中平蔵批判」=「郵政民営化批判」では、一致する。元郵政官僚、元「日本郵便」副会長の稲村公望氏が、執拗に繰り返し、追求している「郵政民営化の闇」批判は、具体的で、かつ理論的で、しかも資料収集や証拠固めもしっかりしている。今後、対談や共著の刊行などで、積極的に「共同戦線」を張り、「共闘」していきたいと思う。
竹中平蔵の弱点は、何処にあるのか?竹中平蔵は、慶應義塾大学教授や東洋大学教授という肩書きと、パソナやオリックスの会長や社外重役という裏の顔、そしてダボス会議の重要メンバーとしての国際的顔などを、巧妙に使い分けて 、日本の政権中枢にくい込み、シロアリの如く、日本解体工作活動に励んでいる。彼の「動機」が何処にあるのかは分からない。竹中平蔵の動機は、日本解体どころか 日本再興 、日本復活にあるのかも知らない。いずれにしろ、竹中平蔵の推進してきた「構造改革」という経済政策が、結果として、どういう結果をもたらしたかを、そしてこれからも、どういう結果をもたらすかを、綿密に、執拗に、追求していかなければならない。
竹中平蔵は、元々、「経済学者」ではない。「経済学者」の仮面を被っているだけである。大阪大学の本間正明に拾われ、慶應義塾大学の加藤寬に引き抜かれ、そして今は、東洋大学。いかにも立派な「学者人生」を歩んでいるように見えるが、竹中平蔵の「学者人生」は、裏の顔を隠すための偽装工作用の仮面人生でしかない。竹中平蔵の博士論文を、母校の一橋大学は、「幼稚過ぎる」と拒絶している。仕方なく、大阪大学に提出。博士号を取得している。しかし、その一見、華やかな竹中平蔵の学者人生だが、竹中平蔵が経済学者として書いた専門書は、この博士論文のみ。しかも、この著書も剽窃や盗作の可能性を指摘されている始末。他の著書は、「ネット右翼」以下の、素人向けのトンデモ解説本やトンデモ入門書ばかり。
さて、私の「竹中平蔵研究(竹中平蔵批判)」は、誤解を恐れずに言えば、どちらかが倒れるまで続く。
(続く)