2020年7月30日木曜日

ポリシーウオッチとは何か。

竹中平蔵研究(「Youtube動画」その6)・・・
 《 「チーム・ポリシー・ウオッチ」とは何か。 》
 ●竹中平蔵一派の総本山か?
 ●日本政府(安倍政権)の司令塔か?
 ●植民地(日本)支配の現地代理店か?
 ⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎ https://youtu.be/vDNonHbXuKE 

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 
緊急連絡 小生の公式blog「山崎行太郎の『毒蛇山荘日記 』」が、予告なしに、強制的に閉鎖されました。閉鎖の理由や原因は分かりませんが・・・。ただし 、理由や原因がまったく分からないわけではありません。確実な証拠や資料など、「確証」が取れたら、公表します。したがって、当分の間、blogを、以下のGoogleブログ(blogger)に移転しました。よろしくお願いいたします。 (山崎行太郎) ⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎ https://yamazakikoutaro3.blogspot.com/ 
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓https://youtu.be/vDNonHbXuKE

2020年7月28日火曜日

原英史への公開状。

「Youtube動画」の「竹中平蔵研究その5」です。《 原英史への公開状。毎日新聞の記事の何処と何処がフェイクニースなのか。原英史は「フグ」は食べなかったのか。》
⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎
https://youtu.be/uj9Oy14syGw
https://youtu.be/uj9Oy14syGw

●原英史への公開状(笑)。

■竹中平蔵研究(32)・・・●原英史への公開状(笑)。原英史よ、毎日新聞の記事がフェイクニュースだと言うなら 、福岡市の学校法人の接待で、某料亭で、「フグ」を食べたことはないのか。「フグ」を食べた話も、「フェイクニュース(捏造)」なのか。検証してみよう。まず、毎日新聞の記事から見てみよう。

●《 原氏はその後 、社長の仲介で法人理事長と面会。15年2月17日には、特区ビズ社長も交え、同区六本松ちくのかっぽう料理屋で副理事長と会食した。副理事長は「ふぐがおいしい季節だったので、お誘いした。原氏は特区ビズの顧問のような存在で、社長より立場は上を感じた」と振り返る。》(「毎日新聞」2019/6/12《水 》)

●原英史は、さかんに、飛行機の搭乗予約時間があり、料亭で「フグ」食べる時間などなかった 、と言っている。たしかに搭乗時間(17時35分?)が迫っており 、「フグ」などゆっくり食べている時間はなかった。しかも、その前に、15時まで、福岡市のイベントに出席している。16時ぐらいには 福岡空港に向かっている。原英史の言う通りである。この日は、「フグ」など食べている時間はない。しかし、ここに原英史の「嘘」がある。この日は、「2014/11/29」である。この日に「フグ」を食べたとは、毎日新聞は書いていない。

●「フグ」を食べた日は、毎日新聞がはっきり書いているように、翌年、「2015/2/17」である。原英史は、この二つの日時を混同している。あるいは、原英史は、意識的にか、あるいは作為的にか、読者を混乱させようとしている。

●先に引用した毎日新聞の記事をよく読んでほしい。毎日新聞は、「2015/2/17」に、福岡市の「六本松地区のかっぽう料理屋で・・・」と書いている。福岡市の学校法人副理事長の証言を元に、毎日新聞は書いている。この記事内容も、副理事長の証言も、原英史は、「フェイクニュース(捏造)」だと言うのだろうか・・・(笑)。

竹中平蔵研究(31)・・・●「規制緩和」「規制改革」「岩盤規制突破」、つまり「国家戦略特区」構想なるものは、自明の「真理」、自明の「善なるもの」なのか。

■竹中平蔵研究(31)・・・●「規制緩和」「規制改革」「岩盤規制突破」、つまり「国家戦略特区」構想なるものは、自明の「真理」、自明の「善なるもの」なのか。

●原英史の『岩盤規制 』(新潮新書)を読むと、原英史が、「規制改革」や「規制緩和」・・・を盲目的に信仰していることがわかる。おそらく、原英史は、逆に、「規制改革」や「規制緩和」・・・を批判したり、反対するものを、無知蒙昧な唾棄すべき反動勢力とみなし、議論の余地なしとみて、排除、撲殺すべきものと思っているのではないかと思う。まさに思考停止である。毎日新聞批判や森ゆうこ批判にも、それは顕著である。

●ところで、私は、たまたま手に入れた『国家戦略特区の正体 』(集英社新書)という本を読んでみた。著者は、立教大学教授の「郭春洋」という経済学者だ。この本には、原英史とは、全く逆のことが書かれている。「国家戦略特区」(SEZ、
)について、こう書かれている。

●《 しかし最初に述べた通り、SEZ(国家戦略特区)とは本来、主に途上国が工業化を実現していく際に用いる手段である。(中略)そのほとんどは途上国に設置されているものだ。》(『 国家戦略特区の正体 』)

●つまり、この『国家戦略特区の正体 』を読む限り、「国家戦略特区」とは、日本を成長路線へと導く戦略ではなく、発展途上国へと引きずり下ろす戦略だということだ。私は、この考え方を全面的に信用するわけではないが、一理ある議論だと思う。

●現に、今、日本は、先進国から途上国レベルへと急速に、没落しつつあるのが実情だ。「国家戦略特区」が、全ての原因ではないだろうが、小泉純一郎政権時代の「構造改革」以来、安倍政権の「国家戦略特区」まで、ひたすら「規制緩和」や「岩盤規制突破」を目指して、突き進んで来た結果が、まさしく、「日本の没落」にほかならない。小泉純一郎の「構造改革なくして成長なし」という路線も、安倍政権の成長戦略としての「国家戦略特区」構想も、夢物語に過ぎないことは、結果が示している。

●しかし、小泉改革以来、安倍政権に至るまで、その政策を、影で主導してきたと思われる竹中平蔵や原英史等には、その自覚も、日本没落の現状認識もない。逆に 、「構造改革や規制緩和が足りないからだ」「もっと構造改革と規制緩和・岩盤規制打破を・・・」と叫んでいる。
そして、反対勢力には、情報戦と裁判闘争をしかけて、言論を封殺。議論の余地もないらしい。

●私は、どちらの肩を持つつもりもないが、情報戦や裁判闘争を仕掛けての脅迫による言論封殺・・・には、反対である。もっと論争を・・・。衆人監視の元での「侃侃諤諤」の論争をお願いしたい。
(続く)

竹中平蔵研究(30)・・・「維新」の裏に竹中平蔵がいる。関西国際空港の別名は「竹中平蔵空港」(笑)と言うらしい。なるほど、そうだったのか。

■竹中平蔵研究(30)・・・「維新」の裏に竹中平蔵がいる。関西国際空港の別名は「竹中平蔵空港」(笑)と言うらしい。なるほど、そうだったのか。

●「維新」から立候補して、参議院議員になった「音喜多駿」というチンピラ議員が、原英史等の口車に乗せられて 、森ゆうこ・参議院議員を、口汚く罵っているが、なるほど、そういうことだったのか。馬鹿馬鹿しくて、音喜多の「Youtube動画」など見る気もしないが、音喜多が、原英史等の「森ゆうこバッシング」に連動していることは間違いない。

●さて、原英史の『 岩盤規制』(新潮新書)を読むと、原英史が、一頃、大きな政治問題となっていた「加計学園問題」にも、「国家戦略特区ワーキング・グループ」委員として、深く関わっていた事がわかる。

●森ゆうこの「原英史批判」に対して、政治家による一般庶民(民間人)へのイジメ、誹謗中傷、人権侵害、名誉毀損・・・と裁判まで持ち出して抗議しているが、原英史は、いつから一般庶民(民間人)になったのか。原英史自身が書いていることだが、加計学園問題の時には、政府側の「参考人」として登場し、「規制緩和」の立場から、立派な答弁をしているではないか。何が 、一般庶民(民間人)だよ。何が「弱者」だよ。

●原英史は、『 岩盤規制』(新潮新書) 』に自慢げに、次のように書いている。
《 私は、この10年ほど 、規制改革・行政改革の世界にかなりどっぷり漬かってきた。2006ー07年、当時勤務していた経済産業省から出向して 、規制改革・行政改革担当大臣補佐官を務めた。その後役所をやめて、大阪府・市での規制・行政改革に関わった。ここ数年は、国家戦略特区ワーキンググループ(WG)の委員(2013ー) 、規制改革推進会議委員・投資等WG座長(2016ー)を務め、国の規制改革に直接に携わった。》(P13)

●いやー、原英史さんは、凄い人なんですねー(笑)。日本の政府の中枢で、日本国家の明日を左右するような組織で、剛腕を奮っている、ということだろう。ところが、都合が悪くなると、一般庶民(民間人)という安全地帯に逃げこむ、私は、弱者です、と。

●原英史は、原英史自身が白状しているように、大阪府、大阪市の「規制改革」にも、竹中平蔵とともに参加していることがわかる。つまり、「大阪維新の会」の改革騒動に参画している。ということは、関西国際空港の、コンセッション方式によるオリックスとバンシ・エアポート(仏、外資)への「運営権の売却(民営化)」にも 、原英史も、竹中平蔵らとともに、絡んでいるのかもしれない。

●原英史は、何処から見ても、一般庶民ではないし、単純素朴な意味で「民間人」でもない。一般の国家公務員や地方公務員などより、あるいは「野党議員」より、はるかに権力中枢に近い、権力側の人間である。裁判にもなりそうもないような微細な問題で 、裁判闘争を仕掛けるところを見ていると、裁判所も検察も 、グルなのではないかと思ってしまう。まさか、そういうことはあるまいが・・・(笑)。
(続く)

竹中平蔵研究(12)・・・本間正明と竹中平蔵。

■竹中平蔵研究(12)・・・本間正明と竹中平蔵。

●「持続化給付金」パソナ・スキャンダルで、またまた、その政商的悪事が注目されている「パソナ会長」の竹中平蔵だが、この竹中平蔵という人物、なかなか複雑な、怪しい人物で、とらえどころのない人物のようである。明らかに、表の顔は人材派遣業社・パソナ会長なのだが、マスコミやジャーナリズムでの表の顔は、人材派遣業社・パソナ会長ではなく 、「経済学者=大学教授」のようである。大阪大学を皮切りに、慶應義塾大学、そして今は、東洋大学で経済学専攻の教授・・・。この男は、大阪大学で、手に入れた「経済学者=大学教授」という肩書きを、決して手放さない。
●この男の政商的悪事の原点は、ここにある。様々な政府の諮問会議などに、「経済学者=大学教授」という肩書きで潜り込み、しかも裏では、人材派遣業社「パソナ会長」の経済力をチラつかせなら、様々な政府の諮問会議の議論の主導権を握り、日本国家の重要政策の決定に、強引に、影響力を行使している模様だ。そこで、今日は、竹中平蔵を、「経済学者=大学教授」に仕立てあげた人物・本間正明について、調べてみた。本間正明という人物、竹中平蔵に負けず劣らずの怪しい人物である。
●「森ビル」のHPに、次のような記事が掲載されている。本間正明と竹中平蔵の名前が、並んで登場する。本間正明と竹中平蔵だけではない。本間正明や竹中平蔵の周辺にたむろする怪しい人物たちが、揃って登場している。少し、古い情報だが、この人名リストを見ていると、なかなか感慨深い。

〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓

ニュースリリース

2008-12-19
森ビル株式会社

「大混迷2009年の政治経済 ~"竹中チーム"始動~ at アカデミーヒルズ」開催
森ビル株式会社が運営する社会人向け教育機関「アカデミーヒルズ」(六本木ヒルズ森タワー49階、理事長 竹中平蔵)は、2009年1月5日(月)、経済政策専門家ネットワーク「チーム・ポリシーウォッチ」との共催で、「大混迷2009年の政治経済 ~“竹中チーム”始動~ at アカデミーヒルズ」を開催します。

2008年は、政治も経済も大混迷を極めました。竹中平蔵率いるチーム・ポリシーウォッチのメンバーとゲストを交え、2009年日本の進むべきに方向と施策について議論をいたします。
テーマは2009年の経済はどうなるか。総選挙はいつ頃になるのか。選挙後の政治はどうなるのか。どのような政策が必要か、など。2008年に引き続き、政治のリーダーシップを問う、新年特別企画です。


日 時:2009年1月5日(月)16:00~18:00 ※終了時間は延長の可能性があります
場 所:アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)
登壇者:チーム・ポリシーウォッチ(50音順)
     加藤 寛 嘉悦大学学長
     岸 博幸(司会) 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授
     木村 剛 株式会社フィナンシャル代表取締役社長
     竹中平蔵 アカデミーヒルズ理事長/慶應義塾大学教授
     冨山和彦 株式会社経営共創基盤代表取締役社長
     野村修也 中央大学法科大学院教授
     ロバート・フェルドマン モルガン・スタンレー証券 経済調査部長
     松原 聡 東洋大学経済学部教授
特別ゲスト:高橋洋一 東洋大学経済学部総合政策学科教授
      本間正明 近畿大学世界経済研究所所長・教授
聴講者:一般公募者500名
主 催:ポリシー・ウォッチ・ジャパン / アカデミーヒルズ

【チーム・ポリシーウォッチについて http://www.policywatch.jp】
チーム・ポリシーウォッチは、既得権益とは無縁な経済政策に関する第一線の専門家集団。官僚主導の現在の経済政策に対し問題提起をしていきます。

〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

ここに、「アカデミーヒルズ」とか、「ポリシーウオッチ」とかいう竹中平蔵関連の怪しすぎる団体名とともに、「竹中平蔵人脈」とも言うべき人物たちの顔が並んでいる。そして「森ビル」の説明を読んで行くと、これらの団体や人名の中心に「竹中平蔵センセイ」がいることが分かる。森ビルが主催する「アカデミーヒルズ」の理事長が竹中平蔵・・・。なるほど。

〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓

「大混迷2009年の政治経済 ~"竹中チーム"始動~ at アカデミーヒルズ」開催
森ビル株式会社が運営する社会人向け教育機関「アカデミーヒルズ」(六本木ヒルズ森タワー49階、理事長 竹中平蔵)は、2009年1月5日(月)、経済政策専門家ネットワーク「チーム・ポリシーウォッチ」との共催で、「大混迷2009年の政治経済 ~“竹中チーム”始動~ at アカデミーヒルズ」を開催します。
・・・・・・・・・・・・
〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

自ら、「チーム竹中」と名乗り、政財界に睨みをきかせているつもりのようだ。なるほど、「六本木ヒルズ」の森ビルがバックにつき、六本木ヒルズの49階を拠点にしているとすれば、物欲し気な、賎しい最近の政財界人とその予備軍は、羨望の眼差しとともに、一目置くことだろう。しかし、この人脈リストに登場していない重要人物が、一人いるらしい。その人の名は、長富祐一郎。この人物こそ、竹中平蔵を本間正明・大阪大学教授に結びつけ、さらに加藤寬・慶應義塾大学教授に結びつけた人物らしい。
さて、余談だが、竹中平蔵がTwitterで反論していた「週刊新潮」を、朝の散歩のついでに、近くのコンビニで立ち読みしてきた。「持続化給付金パソナ・スキャンダル」を特集しているのだが、なかなか読み応えのある特集記事になっている。竹中平蔵が、焦燥感を露わにして、「それでも僕はやっていない」(笑)と、あわてて反論したのが、頷ける。詳しくは「新潮」ではなく、「週刊新潮」最新号をお読みください。
■竹中平蔵研究(11)・・・
●「竹中平蔵批判」を牛のヨダレの如く、ダラダラと継続せよ。そして竹中平蔵の鈍感な、図太い神経を逆撫でせよ。それが、「国賊・竹中平蔵」を打倒す唯一の道だろう。昨日、「公職選挙法」だか「政治資金規制法」だか知らないが、チンケな法律違反で、前法務大臣・河井夫妻が逮捕された。しかしながら、さっさと、一番先に、逮捕さるべきは、小銭をバラまいた河井夫妻ではなく、日本解体を目論む「国賊・竹中平蔵」ではないのか。

●私の「竹中平蔵研究」は、理路整然とした論文スタイルで 、書きすすめているわけではない。だから終わりも目的地もない。「歩き方が目的地を決めるのだ」(モオツアルト)と小林秀雄は言っているが、行き当たりばったり、自由気ままに、横道に逸れることを繰り返しながら 、ダラダラと牛のヨダレの如く、私は、書き続けて行こうと思っている。竹中平蔵が、珍しく、自分自身への「誹謗中傷」(笑)に、反応し、反撃しているようだが、彼が、何に、反応し 、突然、反論・反撃する気になったのかは分からない。どんなに綿密な取材に基づく、過激な、理論的批判であったとしても、一日で消える新聞記事などに反応したのではあるまい。自慢するわけではないが、書き続けることに意義があるという場合もあるのだ。
●というわけで、私の「竹中平蔵研究」は、「事実無根」とか「誹謗中傷」と言われないように 、もちろん、言われてもいいのだが(笑)、タテマエとしては、一応、「事実」と「資料」「証拠」に基づいて、「 ダラダラと牛のヨダレの如く」・・・書き進めて行くことにする。
●次は、「愛人スキャンダル」で消えた、竹中平蔵の師匠・本間正明(大阪大学教授)の話か、竹中平蔵の活動(暗躍)の拠点でもあるらしい「アカデミーヒルズ」(森ビルがスポンサー?)の話でも、するか・・・。その前に、竹中平蔵が、またまた、Twitterで反論・反撃しているようなので、そちらを紹介しておこう。

〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓
(竹中平蔵Twitterより。6月19日)
昨日の新潮に、また誹謗中傷記事。「竹中は大臣時代に製造業の派遣を解禁。パソナはそれで大儲け」
もう何度も述べたが、派遣解禁は厚生労働大臣の決定、私の担当ではない。それにパソナは、製造業派遣は一切やってない。政策は複雑だ。お茶らけたコメンテーターは、もっとちゃんと勉強した方がいい。

〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

いやー、恐れ入りました。「派遣解禁」は厚労大臣の管轄だと(エ?)。ところで、机の引き出しの「隅の奥」をつつくような話ですが、「新潮」って、「新潮」ではなく「週刊新潮」だろう。新潮社の看板雑誌「新潮」は、月刊の文芸誌だよ。「週刊新潮」を、「新潮」とは言わないよ。間違うんじゃないよ。竹中センセイ。(笑)「もっとちゃんと勉強した方がいい」のは、アンタだよ。

(続く)

竹中平蔵研究(10)・・・私の「竹中平蔵研究」も10回目を迎えた。もちろん、これで終わりではない。まだ序の口である。

■竹中平蔵研究(10)・・・私の「竹中平蔵研究」も10回目を迎えた。もちろん、これで終わりではない。まだ序の口である。10回目を記念するかのように、竹中平蔵が、Twitterに可笑しなtweetをしている。東京新聞の「竹中平蔵批判」の記事に、反論したものである。「竹中平蔵批判」に、かなり苛立っているらしい。もちろん、私の「竹中平蔵研究」に苛立っていわけではないだろう。むろん、私の「竹中平蔵研究」は、「誹謗中傷」でもないし、「事実無根の印象操作」でもない。私は、事実しか書いていない。

〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓
(竹中平蔵Twitter、6 /17)
今日の東京新聞に、私を誹謗中傷する記事が出ている。大臣時代に毎日のように書かれていたような内容で、いつも通り事実無根の印象操作だ。面白いのは、私の政策に反対する評論家に取材しコメントを載せ、一方私本人には一切取材がないこと。取材せず記事を書く・・常識ではありえない。
Twitterより
〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

竹中平蔵は、自分への批判記事を「誹謗中傷」と呼び、「事実無根の印象操作」だと言っている。たいした度胸である、とでも言うしかない。しかし、いま、流行りの言葉、「誹謗中傷」とは恐れ入りました。ところで、私は、単なる批判や批評ではなく、「誹謗中傷」を、あえて目指している。「誹謗中傷」というものが、どういうものか、厳密には知らないが、「誹謗中傷」でない批判など、批判ではないと思う。「事実無根」とも言っているようだが、「事実無根」とは、竹中平蔵批判の根拠や事実が間違っているという意味だろうか。たとえば、竹中平蔵には、新聞や雑誌、テレビなどのインタビュー記事が、多数残っているが、それも、「事実」ではなく 、「事実無根」だということになるのだろうか。
竹中平蔵は、東京新聞の竹中平蔵批判の記事に反応し、反論・反撃しているようだが、東京新聞の記事が「誹謗中傷」で「事実無根」だと言うなら、それこそ、「誹謗中傷」で「事実無根」だと言うなら、その証拠を出せよと言いたいが、無理だろう。私は東京新聞の記事を読んでいないが、流れてきた情報によると、竹中平蔵にまつわる「持続化給付金スキャンダル」や「派遣社員増加スキャンダル」を取り上げているらしいが、これらも、「事実無根」なのだろうか。
竹中平蔵のTwitterは、単なる「脅し」に過ぎないだろう。それとも、これから、「竹中平蔵批判」に対しては、「名誉毀損」か「人権侵害」の裁判でもやるというのだろうか。
「誹謗中傷」と「事実無根」・・・。実に便利な言葉だ。それにしても、博士論文の「剽窃」と「盗作」を疑われている竹中平蔵よ、お前が言うな、と言いたい。
わりではない。まだ序の口である。10回目を記念するかのように、竹中平蔵が、Twitterに可笑しなtweetをしている。東京新聞の「竹中平蔵批判」の記事に、反論したものである。「竹中平蔵批判」に、かなり苛立っているらしい。もちろん、私の「竹中平蔵研究」に苛立っていわけではないだろう。むろん、私の「竹中平蔵研究」は、「誹謗中傷」でもないし、「事実無根の印象操作」でもない。私は、事実しか書いていない。

〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓
(竹中平蔵Twitter、6 /17)
今日の東京新聞に、私を誹謗中傷する記事が出ている。大臣時代に毎日のように書かれていたような内容で、いつも通り事実無根の印象操作だ。面白いのは、私の政策に反対する評論家に取材しコメントを載せ、一方私本人には一切取材がないこと。取材せず記事を書く・・常識ではありえない。
Twitterより
〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

竹中平蔵は、自分への批判記事を「誹謗中傷」と呼び、「事実無根の印象操作」だと言っている。たいした度胸である、とでも言うしかない。しかし、いま、流行りの言葉、「誹謗中傷」とは恐れ入りました。ところで、私は、単なる批判や批評ではなく、「誹謗中傷」を、あえて目指している。「誹謗中傷」というものが、どういうものか、厳密には知らないが、「誹謗中傷」でない批判など、批判ではないと思う。「事実無根」とも言っているようだが、「事実無根」とは、竹中平蔵批判の根拠や事実が間違っているという意味だろうか。たとえば、竹中平蔵には、新聞や雑誌、テレビなどのインタビュー記事が、多数残っているが、それも、「事実」ではなく 、「事実無根」だということになるのだろうか。
竹中平蔵は、東京新聞の竹中平蔵批判の記事に反応し、反論・反撃しているようだが、東京新聞の記事が「誹謗中傷」で「事実無根」だと言うなら、それこそ、「誹謗中傷」で「事実無根」だと言うなら、その証拠を出せよと言いたいが、無理だろう。私は東京新聞の記事を読んでいないが、流れてきた情報によると、竹中平蔵にまつわる「持続化給付金スキャンダル」や「派遣社員増加スキャンダル」を取り上げているらしいが、これらも、「事実無根」なのだろうか。
竹中平蔵のTwitterは、単なる「脅し」に過ぎないだろう。それとも、これから、「竹中平蔵批判」に対しては、「名誉毀損」か「人権侵害」の裁判でもやるというのだろうか。
「誹謗中傷」と「事実無根」・・・。実に便利な言葉だ。それにしても、博士論文の「剽窃」と「盗作」を疑われている竹中平蔵よ、お前が言うな、と言いたい。

竹中平蔵研究(9)・・・昨日 畏友・稲村公望氏から電話あり。「竹中平蔵批判」=「郵政民営化批判」で、「共闘」を約す。

■竹中平蔵研究(9)・・・昨日
畏友・稲村公望氏から電話あり。「竹中平蔵批判」=「郵政民営化批判」で、「共闘」を約す。

「竹中平蔵批判」は、個々、バラバラに
一過性で、やっていては 、効果が期待出来ない。持続力と専門性、そして資料収集と証拠固め・・・が必要だ。単なる誹謗中傷的な竹中平蔵批判は、竹中平蔵を元気づかせるだけだろう。もちろん、経済や政治、官僚などの専門性だけでもダメだろう。私は、稲村公望氏と政治思想や経済思想・・・など、すべて一致するわけではないが、すくなくとも、「竹中平蔵批判」=「郵政民営化批判」では、一致する。元郵政官僚、元「日本郵便」副会長の稲村公望氏が、執拗に繰り返し、追求している「郵政民営化の闇」批判は、具体的で、かつ理論的で、しかも資料収集や証拠固めもしっかりしている。今後、対談や共著の刊行などで、積極的に「共同戦線」を張り、「共闘」していきたいと思う。
竹中平蔵の弱点は、何処にあるのか?竹中平蔵は、慶應義塾大学教授や東洋大学教授という肩書きと、パソナやオリックスの会長や社外重役という裏の顔、そしてダボス会議の重要メンバーとしての国際的顔などを、巧妙に使い分けて 、日本の政権中枢にくい込み、シロアリの如く、日本解体工作活動に励んでいる。彼の「動機」が何処にあるのかは分からない。竹中平蔵の動機は、日本解体どころか 日本再興 、日本復活にあるのかも知らない。いずれにしろ、竹中平蔵の推進してきた「構造改革」という経済政策が、結果として、どういう結果をもたらしたかを、そしてこれからも、どういう結果をもたらすかを、綿密に、執拗に、追求していかなければならない。
竹中平蔵は、元々、「経済学者」ではない。「経済学者」の仮面を被っているだけである。大阪大学の本間正明に拾われ、慶應義塾大学の加藤寬に引き抜かれ、そして今は、東洋大学。いかにも立派な「学者人生」を歩んでいるように見えるが、竹中平蔵の「学者人生」は、裏の顔を隠すための偽装工作用の仮面人生でしかない。竹中平蔵の博士論文を、母校の一橋大学は、「幼稚過ぎる」と拒絶している。仕方なく、大阪大学に提出。博士号を取得している。しかし、その一見、華やかな竹中平蔵の学者人生だが、竹中平蔵が経済学者として書いた専門書は、この博士論文のみ。しかも、この著書も剽窃や盗作の可能性を指摘されている始末。他の著書は、「ネット右翼」以下の、素人向けのトンデモ解説本やトンデモ入門書ばかり。
さて、私の「竹中平蔵研究(竹中平蔵批判)」は、誤解を恐れずに言えば、どちらかが倒れるまで続く。
(続く)

竹中平蔵研究(8)・・・竹中平蔵は「利益相反」の常習犯である。「経済学者」「実業家」「政治家」・・・の三つの仮面をかぶった政治ブローカーである。竹中平蔵をもっと厳しく監視せよ。

竹中平蔵研究(8)・・・竹中平蔵は「利益相反」の常習犯である。「経済学者」「実業家」「政治家」・・・の三つの仮面をかぶった政治ブローカーである。竹中平蔵をもっと厳しく監視せよ。

国交省の役人は、竹中平蔵の要求に屈して、国交省の内部情報(秘密情報)を、漏らしている。竹中平蔵は、宮内某が率いるオリックスの社外取締役でもあるらしい。とすれば、明らかに、利益相反の犯罪である。もっと厳しく監視せよ、と言いたい。竹中平蔵は、いつもの事だが、政府の諮問会議の委員としての地位を利用して、オリックスに、秘密情報を漏らしている可能性が高いからだ。これは、工事の入札情報を漏らしている建設関係官僚と建設業者の関係と同じだろう。
(続く)

竹中平蔵研究(7)・・・各種の政府諮問会議をステップに。

竹中平蔵研究(7)・・・各種の政府諮問会議をステップに。

竹中平蔵は、小渕内閣を皮切りに、各種の政府諮問会議に参加し、森内閣を経て、小泉内閣では、小泉内閣の目玉だった郵政民営化担当大臣にまで上り詰め、重要閣僚として、郵政民営化を初め、次々と、「聖域なき構造改革」を断行して行った。この「政府諮問会議」などをステップに、政権中枢にくいこみ、国家の重要政策を主導してきた手腕は見事と言うしかない。しかも竹中平蔵は、政権交代後の民主党政権にまでくい込んでいる。しかし、驚いいてばかりで済む話ではない。最近でも、電通やパソナを巡る「持続化給付金スキャダル」が明らかになったばかりだが、それ以外にも・・・。安倍政権下での「  アベノミクスの成長戦略を議論する未来投資会議(議長・安倍晋三首相) 」で怪しい動きをしているらしい。まずは、「週刊朝日」の記事から。

《   本誌スクープ、国会で追及 竹中平蔵氏と首相諮問会議の“闇”〈週刊朝日〉
5/22(金)
(c)朝日新聞社

 国会で追及が始まった。アベノミクスの成長戦略を議論する未来投資会議(議長・安倍晋三首相)で、民間議員の一人であるオリックス社外取締役の竹中平蔵東洋大教授が、1月15日に官僚を集めて開催した“秘密会議”。本誌が5月8・15日号で報じたものだ。

 会議では、国土交通省の官僚が竹中氏に対し、非公表の内部資料を提供。そこには、国が管理する空港の民間運営事業について、国交省が<運営権対価の期待値を申し上げる話になる>として、竹中氏への開示をためらっていた数字などが書かれていた。資料の開示は、竹中氏の強い要求で実現した。

 オリックスは、関西空港などの民間運営事業に参入している。これには、自民党議員からも「明らかな利益相反行為だ」との声があがっている。

 同会議の運営要領は、会議で使用された資料や議事要旨は原則公開することを定めている。竹中氏が会長を務める同会議の分科会「構造改革徹底推進会合・第4次産業革命会合」に具体的な規定はないが、過去の会議ではすべて公開されていた。ところが、1月15日の会議の議事要旨だけが現在も開示されないままだ。

 5月14日の参院国土交通委員会では、そのことが問題視された。

 追及したのは、前埼玉県知事の上田清司議員。竹中氏が得た資料が、国会議員を含む一般の国民には黒塗りでしか開示されていないことから、「竹中教授に守秘義務があるのか」と問いただした。これに対し内閣官房の官僚は「守秘義務は課されておりません」と答弁。資料についても「公開されても差し支えのない資料」との見解を示した。

 上田氏が「そうであれば黒塗りにする必要はないではないか」と反論すると、最後には赤羽一嘉国交相が「利益相反とか、なぜその方が(会議の民間議員なのか)とかというのは、内閣官房が説明責任を果たさなければならない」との認識を示した。上田氏は言う。

「竹中氏は、過去の会議で官僚の説明に不満を感じた時に『国会答弁はそれでいいが』と発言している。国会軽視もはなはだしい。自身の企業に関連する規制改革にも複数関わっていて、問題がある。竹中氏は民間議員の職を退くべきだ」

 森友問題や加計問題でも、民間人と官僚の隠されたやりとりが問題になった。やましいことがなければ、すべての情報を公開すべきだ。(本誌・西岡千史)

※週刊朝日  2020年5月29日号
 》

竹中平蔵研究(5)・・・何故、竹中平蔵は「明るい未来」しか語らないのか。竹中平蔵が典型的な詐欺師だからだ。

竹中平蔵研究(5)・・・何故、竹中平蔵は「明るい未来」しか語らないのか。竹中平蔵が典型的な詐欺師だからだ。

竹中平蔵研究(6)・・・誰でもが竹中平蔵を批判・罵倒するが、その竹中平蔵批判が、まったく通用しないのは何故か。批判に、持続力と思想的深さがないからだ。

■竹中平蔵研究(6)・・・誰でもが竹中平蔵を批判・罵倒するが、その竹中平蔵批判が、まったく通用しないのは何故か。批判に、持続力と思想的深さがないからだ。

●昨夜、上京し、今、郵便物を整理したりして、今日は朝から休養をとっている。上京して驚いたのは、東京の人が、皆、マスクをしていることだ。やはり、コロナウイルスは深刻な問題だったのだろう。私は、薩摩半島の山奥で4、5ヶ月を、コロナ騒動なしで過ごしていたので、その深刻さがわからない。コロナなって知らないよ、と軽い気持ちでいると大変なことになるだろう。気をつけなければ、と思う。
●さて、「竹中平蔵批判」だが、何故か、「竹中平蔵批判」は、ありきたりのステレオタイプ化したものが、ほとんどである。「竹中平蔵批判」が空転するはずだ。最近のネット右翼の中国批判や韓国批判、あるいは小市民左翼の安倍政権批判など・・・と同じで、毒にも薬にもならない人畜無害な「批判ごっこ」に過ぎない。批判の自己満足 、批判のマスタベーションに過ぎない。竹中平蔵が、ヘラヘラわらいながら、平然と、小泉政権だけではなく、その後の民主党政権や安倍政権に至るまで、その中枢にくい込み、経済ヤクザか、犯罪者もどきの悪業を、やりたい放題やるはずである。竹中平蔵批判が、批判になっていないからだ。単なる噂話か誹謗中傷程度の批判に過ぎないからだ。石井某女史の『 女帝 小池百合子』にも遠く及ばない。
●竹中平蔵批判は、既に実質的には終わっている。つまり、竹中平蔵批判は出尽くしている。しかし、竹中平蔵は
それらの批判に、びくともせずに、現在も大活躍している。何故か。

竹中平蔵研究(4)・・・そのコンプレックスとルサンチマン。あ0

竹中平蔵研究(4)・・・そのコンプレックスとルサンチマン。

●竹中平蔵の批判は簡単である。しかし、竹中平蔵を倒すことは、至難の業である、と私は思う。これまで、無数の竹中平蔵批判がなされてきた。しかし、竹中平蔵本人は、ビクともしていない。微動だにしていない。ニヤニヤとせせら笑っているだけだ。竹中平蔵は、あらゆる批判を、素人・大衆からの批判を含め、経済学者や政治学者たち、いわゆる専門家たちの理論的批判をも、あるいは政治家たち(亀井静香等)からの批判をも、ものともせず、ますます、日本政府(安倍政権)の中枢に食い込み 、やりたい放題をやっている。何故、それが可能なのか。何故、これまでの多くの竹中平蔵批判が、竹中平蔵本人に、なんの影響もダメージも与えることが出来なかったのか。この問題について考えてみたい。
●竹中平蔵には、ネット右翼レベルの、あるいは小市民左翼レベルの薄っぺらな批判や罵倒は通用しない。竹中平蔵は、もっと底の深い、恐ろしい人間である。竹中平蔵は、たとえば「天皇」や「天皇制」というものを、どう思っているのだろうか。日本という国家や国民というものを、どう思っているのだろうか。あるいは、先祖か築き、護って来た歴史や文化や伝統、あるいはまた、鎮守の森や氏神さまや田の神、山の神、水神さまを・・・。竹中平蔵は、すべてを唾棄すべき、解体すべき、無きものとすべき、悪しきもの と思っているのではないだろうか。
●私は、日本共産党や新左翼系過激派の言う「革命」を、それほど重視していないが、つまり実現性のない空想的な幻想論だと思っているが、竹中平蔵がやろうとしている「日本革命」は、かなり、リアルな問題だと思う。竹中平蔵が目指しているかもしれない「日本革命」=「日本解体」は 空想論でも幻想論でもない。すでに着々と実行されている。小泉純一郎も安倍晋三も、あるいは、ネット右翼も、市民左翼リベラルも、多くの日本国民も、無自覚のうちに、つまり無意識のうちに、それに、加担、協力、支援している。「明るい未来」「明日の日本」「美しい日本」「日本復活」・・・(笑)という美辞麗句に幻惑されて・・・。だから、三島由紀夫は、『 反革命宣言』で、「明日」と「未来」・・・を語る思考を拒絶すると宣言しているのだ。明日と未来を語る言葉には欺瞞がある。詐欺師特有の欺瞞である。
●明日を語るな、今を語れ・・・。ここがロドスだ 、ここで踊れ。

(続く)

●竹中平蔵研究(3)・・・「明るい未来」のエセ経済学が日本を滅ぼす。

●竹中平蔵研究(3)・・・「明るい未来」のエセ経済学が日本を滅ぼす。

竹中平蔵が、小泉純一郎政権下で、いわゆる「郵政民営化」の実現に貢献したことは、誰でもご承知の通りだ。「構造改革なくして成長なし」と。竹中平蔵自身も、このことを、今でも、自分の手柄のように語っている。しかし、「郵政民営化」とは何だったのか、「郵政民営化」は失敗だったのか、あるいは成功だったのか、については一言も語ろうとしない。今、現在、竹中平蔵が熱心に語っているのは、「コロナ以後の明るい未来」である。「こーすれば明るい未来が開ける」「あーすれば、明るい未来が開ける」・・・というような「エセ未来学」と「エセ経済学」ばかりである。最近の日本のマスコミ人も、雑誌編集者たちも、竹中平蔵式「エセ経済学」にコロリと騙されるほど、思考力が弱体化し、思考停止に陥っているらしい。竹中平蔵の「明るい未来」の与太話など聞く前に、「ところで竹中平蔵さん、未来の与太話を語る前に、あなたがやって来た、様々な改革が、果たして成功だったか、失敗だったかを検証してみてはいかがですか・・・」と、まず問うべきではないのか。しかし、誰も、それをしない。竹中平蔵という詐欺師の与太話に聞き惚れるばかりだ。ただただ、竹中平蔵の「明るい未来」の与太話に、コックリさんのように、頷くだけである。とすれば、『週刊エコノミスト 』の編集者たちも、『日経新聞 』の経済記者たちも、同じ「竹中平蔵式オレオレ詐欺」「竹中平蔵式霊感商法」「竹中平蔵式マルチ商法」の仲間じゃないのか。「郵政民営化」が、あるいは「米百俵の精神」や「構造改革なくして成長なし」と、髪を振り乱して、叫んで、「明るい未来」を語っていた小泉純一郎と竹中平蔵のコンビが、「構造改革」とか、「規制緩和」とか、「雇用の流動化」とか、美辞麗句を並べたてて、いったい、何をやったのか、その結果が、どういうことになったのか・・・を知らないのか。それとも忘れたのか。忘れた振りをしているのか。エコノミストの編集者か、日経記者か知らないが、馬鹿か、お前らは・・・。
以下は日経記事から。

〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓

出典:「社会の分断 正す10年に」
 竹中平蔵氏 4月18日 日本経済新聞
ーーーーーーーーーーーー
今の時代は世界的に保護貿易主義が主流です。

その上最近では新型コロナウイルスの流行も相まって、人の移動について報復合戦も見られました。

この根本は社会の分断にあると思いますが、10年後にはその解消に向け、様々な工夫が見られる時代になっているでしょう。

世界はこれから数年、痛い目を見たあとに、少なくとも5年後には、解消に向けた議論が真剣にされているはずです。

新しい技術が世間に行き渡るイノベーションも、次々と起きることになるでしょう。

次世代通信規格「5G」は、技術的にはすでに確立していますが、遠隔医療などに見られるように、規制が障壁になり実用化が遅れているものもあります。

今後10年は先端技術が民間で実用化されるために、一つ一つ議論する時代になるのだと思います。

ですが、それに伴って今ある職業が急になくなるような状況もあるかもしれません。

そこで必要なのが、最低所得を保障する「ベーシックインカム」です。

人が生きていくために最低限必要な所得を保証することができれば、一度失敗しても、積極果敢に再びチャレンジできる環境になるはずです。

出典:「社会の分断 正す10年に」
 竹中平蔵氏 4月18日 日本経済新聞
ーーーーーーーーーーーー
〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

竹中平蔵研究(2)・・・過去を語らずしして、未来を語るなかれ。

●竹中平蔵研究(2)・・・過去を語らずしして、未来を語るなかれ。

竹中平蔵が、またまた「明るい未来」を語って、衆愚民衆を騙そうとしているらしい。「暗い過去」の犯罪暦を隠して、「明るい未来」を語るのは、もっともレベルの低い、悪質な詐欺師の手口である。郵政民営化や銀行合併、非正規雇用・・・を推進して、「明るい未来」を語っていたはずだが、その結果は、どーだったか。竹中平蔵にとって「暗い過去」など、どーでもいいらしく、またまた「明るい未来」を語っている。「しばらくの我慢」だ、「しばらく痛みに耐えよ」、そうすれば、「明るい未来」が待っている、と。「明るい未来」なんて、竹中平蔵だけの「明るい未来」だろう。日本国民の「明るい未来」じゃないだろう。『 週刊エコノミスト』に 、こんな記事があったので、参考までに、引用しておこう。それにしても、『 エコノミスト』も、馬鹿だねー。『 エコノミスト』編集部も、編集長も、竹中平蔵の仲間だろう。

〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓
2020-06-03
竹中平蔵ーコロナウイリスとベーシック・インカム

週刊エコノミスト・トップストーリー
竹中平蔵氏「コロナで月5万円ベーシックインカムを」
エコノミスト編集部2020年5月27日

竹中平蔵さん
 新型コロナウイルスによる危機は日本の経済社会に何をもたらしたのか。政府の対応は適切か。週刊エコノミスト6月2日号の巻頭特集「緊急提言 コロナ危機の経済学」より、小泉政権で経済財政担当相を務めた竹中平蔵東洋大教授・慶応義塾大名誉教授へのインタビューをダイジェストでお届けする。(聞き手=エコノミスト編集部・浜條元保/神崎修一)

<岩井克人氏が語る「コロナ危機」と新自由主義の終幕>
<投資の達人が語る「コロナ相場」はバーゲンセール!?>
医師が少ないのは既得権益者が反対したから
 --世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。

 ◆竹中平蔵さん 
パンデミック(世界的大流行)が終わった後は、必ず別の世界が来る。2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)の後はネット通販が一気に伸び、数年後に中国のアリババが、世界最大のEコマース(電子商取引)企業の米イーベイを追い抜いた。1918年に発生したスペイン風邪では欧州で被害が大きく、米国のGDP(国内総生産)が欧州全体を追い越し、その後米国経済が世界の中心になった。

 危機は社会が持つ強さと弱さが一気に露呈する。日本は新型コロナによる死者の割合が低いが、遠隔診療や遠隔教育ができない。在宅勤務もあわててやっている状況だ。デジタル化とそれに伴う規制緩和が徹底的に遅れていた。

 
 --変化に対応するには何が必要か。

 ◆「ポストコロナ構想会議」が必要だと思う。11年の東日本大震災後に、政府は復興構想会議を設置し、提言をまとめた。目の前のことで精いっぱいかもしれないが、構想を持ち、将来を見据えながら今の政策を決めないといけない。

 今は医療現場が大変だ。日本は医者の数が少ない。人口に対する医師数は、ドイツやノルウェーの半分だ。既得権益者たちが新しい医学部を作らせなかった。遠隔診療も医師会が長く反対してきた。厚生労働省も目の前の利害調整しか、してこなかったのではないか。

徹底して資金繰りを支えよ
 --政府内に司令塔が、不在という印象がある。

 ◆政府全体が面となって政策を議論する仕組みになっていない。安倍晋三首相や菅義偉官房長官の頑張りは評価すべきだ。後のところは縦割りで、各省がこれまで実施してきた政策を少し広げて持ってくるだけだ。官僚の言うことを信用しているだけではだめだ。(郵政民営化担当相などを務めた)小泉内閣では首相の後押しも大きかった。自分が「辞めてもいいからやりきる」という思いを持って、進めていかないと達成できない。

日曜日の昼間でも人通りが少ない東京・渋谷のスクランブル交差点=2020年4月5日、本社ヘリから手塚耕一郎撮影
 --政府は全国民への一律10万円の現金給付を実施する。

 ◆これまでの現金給付は、消費刺激効果がなかったと言われるが間違いだ。これは景気刺激策ではなく、生活救済策だ。10万円の給付はうれしいが、1回では将来への不安も残る。月に5万円を国民全員に差し上げたらどうか。マイナンバー取得を義務付け、所得が一定以上の人には後で返してもらう。これはベーシックインカム(最低所得保障)といえる。

 --今後は、どのような政策が必要か。

 ◆優良企業でも突然死してしまう可能性があるので、徹底して資金繰りを支えることが必要だ。支援は相当大きなスケールで実施しないといけない。商工中金や信用保証協会を通じたこれまでの形では追いつかない。

 米連邦準備制度理事会(FRB)は早い段階で約250兆円の資金を用意し、社債の買い入れをすると発表した。中央銀行がやらないといけないことだ。日銀は関東大震災の時に震災手形を引き受け、その後の金融危機を招いた苦い経験がある。モラルハザードを起こさないようにして、十分な資金を供給することが必要だ。

 --財政再建が遠のいたとの見方もある。

 ◆日本は財政赤字を増やしたが、円安になっておらず、株価はそんなには下がっていない。日本の財政に関し、当面深刻な問題はないということが証明されたが、中期的な問題として残る。今は経済を崩さないように、財政資金を惜しまず、経済を支えることで、第2のリーマン・ショックを防がないといけな
9月入学には賛成
 --多くの労働者が在宅勤務を余儀なくされている。

 ◆今は、労働の対価は時間で測られるが、成果で測られるよう変えないといけない。家族の世話をしている時は仕事から離れても、別の時間で成果を出せばいい。時間で縛られたら在宅勤務はできない。成果で評価することに対し、2年前の法改正時に、世論は「残業代ゼロ」だとレッテルを貼った。考えを変えないと在宅勤務は定着しない。

 --休校の長期化に伴い、9月入学について議論が始まった。

 ◆賛成だ。ただ、9月入学をやるだけでは意味がない。同時に、いざという時に備え遠隔教育ができるシステムを整備することが必要だ。安倍内閣の成果と期待されたインバウンド(訪日客)や東京オリンピック・パラリンピックが残念ながらコロナで揺らいでいる。9月入学の成果、教育改革を安倍内閣のレガシー(遺産)にすればいい。タブレット端末も通信速度の違いなどで格差が拡大する可能性があり、対策を取る必要はある。

竹中平蔵氏略歴
 たけなか・へいぞう 1951年生まれ。一橋大卒。ハーバード大客員准教授などを経て、2001~06年の小泉政権で経済財政担当相などを歴任。16年から現職。博士(経済学)

    ◇    ◇

 この記事は、週刊エコノミスト6月2日号の巻頭特集「緊急提言 コロナ危機の経済学」

〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

●竹中平蔵研究(1)ー「持続化給付金スキャンダル」(疑獄)の中心人物は、間違いなく竹中平蔵である。

●竹中平蔵研究(1)ー「持続化給付金スキャンダル」(疑獄)の中心人物は、間違いなく竹中平蔵である。

何故、この「疑惑だらけの男」は、逮捕されないのか。逮捕されないどころか、誰か見ても、ますます 、やりたい放題である。何故か。何が、竹中平蔵をして、やりたい放題を可能にさせているのか?佐々木実氏らの「竹中平蔵研究(『 市場と権力』)」等を参考にしながら、「竹中平蔵、その疑惑の構造」について考えてみたい。そもそも、竹中平蔵とは、何者か。「政商」でもなければ 「銭ゲバ」でもない。もちろん、平凡な「経済学者」でもない。単刀直入に言えば、「日本破壊工作員」(笑)である。しかし、「日本破壊工作員」と言っても、ネット右翼業界かスパイ小説の世界なら通用するかもしれないが、普通の論壇やジャーナリズム、アカデミズムで、通用するはずがない。しかし、そうは言いながら、やはり、何処からか 、
やってきた「日本破壊工作員」であることは間違いない。いずれにしろ、この貪欲な日本破壊工作員の破壊力は 、並の経済学者や経済ジャーナリスト、経済官僚等の力の及ぶところではない。竹中平蔵を甘く見てはいけない。竹中平蔵を激しく批判・罵倒したり、竹中平蔵を名指しして、命懸けの喧嘩を売った人達は、かつて剛腕政治家として誰もが認めていた亀井静香氏を初め 、少なくない。しかし、竹中平蔵の前に、全員、討ち死にし、死屍累々の有様だった。何度でも言うが、竹中平蔵に、何故、そんな「力」があるのか。竹中平蔵の「力」の源泉は何か。

パソナ(竹中平蔵)と電通が作ったペーパーカンパニーの正体。

●パソナ(竹中平蔵)と電通が作ったペーパーカンパニーの正体。

「持続化給付金」事業に伴う巨大な「闇」が、次第に明らかになってきました。経産省から、持続化給付金事業を委託されたのは、「一般社団法人サービス推進協議会」。この社団法人という組織が、実体のないペーパーカンパニー(トンネル会社?)だった可能性が強くなってきました。このペーパーカンパニーを作った中心メンバーが、電通とパソナらしい。電通とパソナは、経産省の事業を 、このペーパーカンパニーを隠れ蓑にして、受注しているようです。

〓〓〓〓以下引用〓〓〓
 東京新聞
社説・
ーーーーーーーーーーーー
「給付金」法人に14件1576億円 経産省が委託 7件は電通などに再委託
2020年06月01日 07時12分
ーーーーーーーーーーーー
 国の持続化給付金事業を担う一般社団法人サービスデザイン推進協議会が設立から四年で、同事業を含め十四事業を計千五百七十六億円で経済産業省から委託されていた。うち九件を、広告大手の電通や人材派遣のパソナなどに再委託していたことも判明。残りの五件でも事業の大半を外注していた例があり、法人本体の実体の乏しさがより浮き彫りになった。 (森本智之)
 過去の再委託の事例は経産省が国会議員に示した資料で明らかとなった。法人が再委託をした事業九件のうち、電通グループに七件、パソナには二件と法人の設立に関与した企業を中心に事業を回していた。
 法人の不透明さが発覚するお発端となった持続化給付金では、委託費の97%に当たる七百四十九億円が再委託費として電通に流れている。電通が設立に関与した法人から電通に事業が再委託される経緯について、両者はこれまで「回答を控える」としている。経産省は現時点で、持続化給付金以外の事業に関しては再委託費を明らかにしていない。
 ただ、税金の使い道を検証する政府の行政事業レビューによると、電通など五法人が再委託を受けた中小企業などへのIT導入支援事業(二〇一七年度)では、四百九十九億円の予算から、法人にひとまず入った金額の96%に当たる三十七億円が外部に流れていた。過去の再委託でも同様に、法人が事業の大部分を外部に回す手法が目立つ。
 さらに「再委託先はない」と経産省が説明する五件でも、レビューによると法人が事業を外注していた例があった。例えば外注割合はおもてなし規格の事業(一六年度)で68%相当、IT導入補助金(一七年度)では96%に上った。
 再委託と外注は契約形態が違うが、法人が自前で業務の大半を行わず外部に任せるという点では同じ。過去の事業でも法人が税金から得た金額が問題視されそうだ。
<持続化給付金事業の再委託> 経済産業省中小企業庁は中小企業などに最大200万円を給付する持続化給付金で、一般社団法人サービス推進協議会に769億円で事業を委託。この法人はサービス業の生産性向上を図る目的で2016年5月、電通、パソナ、トランスコスモス、日本生産性本部などによって設立された。委託費の97%に当たる749億円が、法人からの再委託で電通に流れることが判明。実質的な給付事業は電通が担っているといえ、法人の実体の乏しさが鮮明となった。一方、法人の代表理事は6月8日付で辞職するとしている。
〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

(書斎をまたまた移動。台所近くの「掘りごたつ」のある居間(リビング)に。父と母が最後まで過ごしていた部屋です。私も、帰郷の折は、この部屋で、過ごしていました。家族団欒の部屋です。私の存在の原点です。昨夜は、また近辺の有志たちと、コロナで疎開中の女子大生(主催者某氏の孫)も交えて、豪華な飲み会でした。)

●持続化給付金の暗い闇。

●持続化給付金の暗い闇。
また、暗躍しているのは、竹中平蔵とその仲間たちか。持続化給付金の業務が 、「某団体協議会」(一般社団法人サービスデザイン推進協議会)(笑)なる怪しい団体へ委託されたらしいが、ここは、トンネル会社(協議会)。というわけで、業務は、そのまま電通へ丸投げ。その間に、「20億」が闇に消えたようです。この
「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」なる怪しい「協議会」の設立に関わったのが、パソナの竹中平蔵親分。出ました。またまた出ました、竹中平蔵。竹中平蔵のバックには、誰か、何者かが、張り付いていますね。唐獅子牡丹。さて、安倍政権が、吹っ飛ぶか。ブルーインパルスに浮かれている場合じゃないですよ。以下、朝日新聞と東京新聞から。

〓〓〓〓以下引用⑴〓〓〓〓
⑴(朝日新聞)

 政府の緊急経済対策の柱となる事業で、手続き業務全体が769億円で民間団体に委託されていたことがわかった。この団体は業務の大部分を、大手広告会社の電通に749億円で再委託していた。経産省や団体、電通は詳しい経緯や金額の根拠などについて公表していない。

 事業をめぐってはコールセンターがつながりにくいなど問題が相次ぐ。巨額の費用をかけて民間委託していたことの是非が問われそうだ。

■769億円で受託→749億円で電通に

 問題となった事業は、中小企業向けに最大200万円を支払う経済産業省の「持続化給付金」だ。経産省中小企業庁によると、「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」に、給付金の手続きやコールセンター事業などをまとめて委託した。

 この協議会は2016年に、電通や人材派遣大手のパソナ、ITサービス業のトランスコスモスなどがかかわって設立された。これまでに今回を含め、経産省の「サービス等生産性向上IT導入支援事業」など14事業の手続き業務などを受託している。

 経産省は持続化給付金を150万社へ支払うことを想定し4月の第1次補正予算で2兆3176億円を計上。コールセンターや全国約400カ所に開く申請サポート会場の運営などを含め、業務をまとめて協議会へ769億円で委託した。

 経産省によると、協議会は委託費の97%にあたる749億円で業務の大部分を電通に再委託した。経産省や協議会、電通は委託費の根拠や差額の20億円の合理性などについて明らかにしていない。

■給付に時間かかるケースも

 経産省は、協議会は事業全体の統括と振り込み業務を行い、再委託を受けた電通がコールセンターや申請受け付けの管理をしていると説明している。電通が業務の一部をさらに他社に委託した可能性もある。経産省は電通に直接委託しなかった理由について「公募の提案書の内容がきちんとしていたから(協議会を)選定した」などとしている。

 持続化給付金は1日から申請が始まった。経産省は当初、申請から2週間程度で支払えるとしてきたが、それ以上に時間がかかるケースもめだつ。申し込みのホームページやコールセンターにつながりにくい状態も続く。現状で給付ずみなのは、申請件数の約6割の約75万件にとどまる。

 協議会は取材に「中小企業庁の委託事業につき、回答は控えさせていただきます」と答えた。電通広報部は「個別事案に関しては回答を控えさせていただきます」としている。(新宅あゆみ、伊藤弘毅)

■パソナなど関わり設立 協議会の実態は…

 緊急経済対策の柱となる事業をめぐり、手続き業務全体が769億円で民間団体に委託されていた。さらに業務の大部分は電通に再委託されている。事業を担当する経済産業省は「問題はない」とするが、委託費の合理性など詳しい経緯は明らかにしていない。団体や電通も説明をしておらず、巨額の税金が投入される事業の実態が見えなくなっている。

〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓

〓〓〓〓以下引用⑵〓〓〓〓
⑵(東京新聞)
持続化給付金の受託法人、代表理事が辞職へ
2020年05月31日 08時02分

「サービスデザイン推進協議会」代表理事を辞任すると表明した笠原英一氏の研究所のホームページ
「サービスデザイン推進協議会」代表理事を辞任すると表明した笠原英一氏の研究所のホームページ

 中小企業などに最大二百万円を支給する持続化給付金で、国から事業の委託を受けた一般社団法人サービスデザイン推進協議会のトップである笠原英一・代表理事が六月八日付で辞職することが分かった。この法人を巡っては、給付業務の大部分を広告大手の電通に再委託し、国からの七百六十九億円の委託費の97%を払うなど業務の不透明さが表面化している。

【関連記事】給付金業務「関わっていない」 笠原英一代表理事、1問1答
【関連記事】業務ほぼ丸投げで収入6億か 持続化給付金の事業受託法人
【関連記事】持続化給付金の事業費97%が電通へ 国から受託の法人

 笠原氏は三十日の本紙の取材に「(給付業務については)一切知らない」と話し、巨額の国のお金を使う事業の中身をトップが説明できない法人の異様な実態が浮かんだ。
 笠原氏は立教大学大学院の客員教授を務めるマーケティング研究者で、二〇一八年六月から法人の代表理事を務めている。
 三十日午前の時点で、自身の研究所のホームページで法人側に辞意を伝えた時期を「五月十八日」と記載していたが、取材には「以前から決まっていたこと」と語るにとどまった。法人の不透明さを指摘した二十八日付の本紙報道と辞職の因果関係はないという。
 同法人が手掛ける持続化給付金は給付遅れが相次いでいる。しかし、法人の実質的な運営形態も開示されていないほか、実態が乏しいのに委託費と再委託費の差額に当たる二十億円を受け取ることに、野党からも批判が上がっている。笠原氏はこの問題について「他の理事に聞いてほしい」と述べるにとどまる。
 代表理事としての説明責任については「コメントを出すか(ほかの理事と)相談する」と話した。
 本紙は今月十九日にも笠原氏を取材。法人の業務について「電通の人たちがやっている」と説明。その際、辞職に関しては話していなかった。 (桐山純平、皆川剛)
〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓