Discours de la méthode pour bien conduire sa raison, et chercher la vérité dans les sciences. Plus la Dioptrique, les Météores et la Géométrie, qui sont des essais de cette méthode.
2025年4月1日火曜日
大江健三郎と藤岡信勝(3)。
●大江健三郎と藤岡信勝(3)。
藤岡信勝は《徒党》を組み、内部対立を悪用し、内ゲバ的言論にはげむことが好きである。私は、根っからの《共産党嫌い》ではないが、内ゲバ的言論を好むとは、いかにも元共産党活動家らしい振る舞いである。藤岡信勝が、先頭に立って立ち上げたらしい『新しい歴史教科書をつくる会』とやらも、会長職や代表の地位をめぐって《会長追放》など、内部対立や内部抗争が、つまり《内ゲバ的言論》がたえなかったようだ。私も、誰かの誘いで、一時、この会に出入りしていたが、私が知るかぎりでも、《八木秀次会長追放劇》や《西尾幹二会長追放劇》などが、あいついだ。私の見るところ、肝心の歴史教科書をつくることより、会長職をめぐる権力闘争に熱心だったようだ。ところで、今回、私が問題提起したいのは、いわゆる大江健三郎の『 沖縄ノート』をめぐる大江健三郎と版元の岩波書店を相手取って、訴えた『大江/岩波裁判』における藤岡信勝の動きである。
大江健三郎と藤岡信勝(2)
●大江健三郎と藤岡信勝(2)。
藤岡信勝には専門がない。他人の専門的研究成果を横取りして騒ぎ立てるだけが専門の野次馬。たとえば南京事件。中国政府発表の記録や主張、それに同調する連中の資料や主張に、専門的分析を加えたり、綿密な取材やテクスト分析で、批判し、追求する専門研究者は、他に、いる。たとえば、東中野修道、阿羅健一・・・など。しかし、ネットウヨ雑誌の『月刊WILL』やネットウヨ新聞『産経新聞』などで、先頭に立って大騒ぎするのは 、ドシロートの藤岡信勝。南京事件だけではない。『従軍慰安婦』問題、『沖縄集団自決』問題、あげたらきりがない。繰り返して言うが、藤岡信勝は、いづれの分野でも、専門家でも専門的研究者でもない。ドシロートの野次馬にすぎない。後から参加して、先行者の研究成果を横取りした上で、その分野の第一人者を 偽装し、大騒ぎする。今回の『日本保守党』騒動、あるいは別名『イスラム研究者の某女史』騒動も、同じである。終わりかけた論争に油をぶっかけて、庭先の小さい焚き火を、山火事並みの大火事に仕立て上げ、今度は消火活動の先頭に立って、あの陰険な目付きで、《犬笛はやめろ》と叫び、その道の第一人者を気取るのが、藤岡信勝センセー(笑)。いつもの事ながら、《よー、やるよ、このボケ老人めが!》。自分の文章は自分で書けよ。赤ペン先生(飯山某)に、添削など頼むんじゃないよ。
2024年4月25日木曜日
■【山崎行太郎チャンネル】を配信しました。今回のテーマは。《 宇野弘蔵とマルクス主義》です。宇野弘蔵は、日本の代表的なマルクス経済学者です。《 宇野理論》とか《 宇野学派》、あるいは《 三段階論 》《 労働力の商品化》などよいう言葉とともに、戦後の左派学生運動に圧倒的な影響力を持っていました。今の《 ネットウヨ》の時代の若者たちには、《 宇野的なもの》が、決定的に欠如しています。マルクス主義や共産主義や共産党・・・の何たるかを知らずに、それを批判・罵倒して。それで終わりといことでは、これでは批判したことにも論破したことにもなりません。無知をさらけ出しているだけです。実は、自由主義も保守主義も 、実はマルクス主義という原理的な思想の登場によって、そのアンチ・テーゼとして、後発的(事後的)に誕生・成立したものだと、小林秀雄や丸山眞男等が言っています(丸山眞男『日本の思想』)。マルクス主義や共産党についてその思想や歴史を、何も知らないで、幼稚な批判や荒唐無稽な罵倒ばかりしているということは、そもそも、自由主義も保守主義も、何も知らないということです。マルクス主義を知らずして、政治や経済を語るなかれ・・・です。そしてマルクスを知らずして 、保守思想や保守哲学を語るなかれ・・・です。
2022年11月7日月曜日
■ネットウヨの溜まり場ー《虎ノ門ニュース》が番組打ち切りを発表・・・(笑)だとさ。残念だな〜。もっと頑張って、もっともっと、恥を晒して欲しかったのに。「 YouTube動画 」業界も、破産寸前のテレビ局の残党が流れ込み、「 YouTube動画 」が通俗化、定番化し、見たくもないクズ番組ばかりになり、寂しくなるねえ。ああ、《虎ノ門ニュース 》の打ち切りの理由ですか。アレでしょうね、アレ。ほら、ツボですよ。金の切れ目が縁の切れ目ってやつでしょうね。●●●●●●●●《 「夕刊フジ」より》インターネット人気番組「真相深入り! 虎ノ門ニュース」が18日の放送で終了することが発表された。司会の居島一平が7日朝の放送で明らかにした。理由などの言及はなかった。極めて残念というしかない。#虎ノ門ニュース#18日放送で終了#7日朝の放送で明らかに●●●●●●●●
2022年9月17日土曜日
■『 沖縄集団自決論争 」始末記(2)…大江健三郎『 沖縄ノート』を読みながら…。 沖縄集団自決問題が 、論争から裁判にまで発展拡大した事件は、元を辿れば、その発端は大江健三郎の「沖縄ノート」という岩波新書にあった。大江健三郎は、この新書で、沖縄集団自決事件を取り上げているからだ。しかし、これだけで、論争から裁判にまで発展拡大するはずはなかっただろう。実は、沖縄集団自決が、論争から裁判にまで発展拡大した直接的な原因は、大江健三郎の「沖縄ノート」にはない。論争から裁判にまで拡大することになる直接的な原因は、曽野綾子が、大江健三郎の「沖縄ノート」を批判する「ある神話の背景」を、文藝春秋社の「諸君」に連載し、同じ文藝春秋社から出版したことに、ある。大江健三郎の『 沖縄ノート』は、岩波書店発行の総合雑誌『 世界』連載されたのではなかったろうか。つまり、大江健三郎と曽野綾子の「差異」と「対立」は、岩波書店と文藝春秋の「差異」と「対立」でもあった と言ってもいいだろう。それが、左翼論壇と右翼論壇を巻き込み、論争から裁判にまで発展拡大した理由でもあっただろうと思われる。当時、隆盛をきわめていた左翼論壇と左翼ジャーナリズムを打倒するべく創刊されたのが文藝春秋の『 諸君!』であり 、その目的にそった企画の一つが、曽野綾子の連載『 ある神話の背景』であった。
■『 沖縄集団自決論争 」始末記(2)…大江健三郎『 沖縄ノート』を読みながら…。
沖縄集団自決問題が
、論争から裁判にまで発展拡大した事件は、元を辿れば、その発端は大江健三郎の「沖縄ノート」という岩波新書にあった。大江健三郎は、この新書で、沖縄集団自決事件を取り上げているからだ。しかし、これだけで、論争から裁判にまで発展拡大するはずはなかっただろう。実は、沖縄集団自決が、論争から裁判にまで発展拡大した直接的な原因は、大江健三郎の「沖縄ノート」にはない。論争から裁判にまで拡大することになる直接的な原因は、曽野綾子が、大江健三郎の「沖縄ノート」を批判する「ある神話の背景」を、文藝春秋社の「諸君」に連載し、同じ文藝春秋社から出版したことに、ある。大江健三郎の『 沖縄ノート』は、岩波書店発行の総合雑誌『 世界』連載されたのではなかったろうか。つまり、大江健三郎と曽野綾子の「差異」と「対立」は、岩波書店と文藝春秋の「差異」と「対立」でもあった
と言ってもいいだろう。それが、左翼論壇と右翼論壇を巻き込み、論争から裁判にまで発展拡大した理由でもあっただろうと思われる。当時、隆盛をきわめていた左翼論壇と左翼ジャーナリズムを打倒するべく創刊されたのが文藝春秋の『 諸君!』であり 、その目的にそった企画の一つが、曽野綾子の連載『 ある神話の背景』であった。
2022年8月28日日曜日
■『保守論壇亡国論』の頃。何年前の記事(写真)だろうか。「 9年前 」と書いてあるが、もっとはるか昔のことのようにみえるが、『 保守論壇亡国論』刊行の頃だから、おそらくそういうことだろう。私が、『保守論壇亡国論』で問題にしたのは、当時の思想的に堕落した「保守論壇」や「保守思想家」、あるいは「保守系言論人」であった。私は、当時から、「保守思想」や「保守思想家」や「保守系文学者」を尊敬し、畏怖していた。たとえば、小林秀雄、福田恆存、田中美知太郎、三島由紀夫 、江藤淳などであった。しかし、私が『保守論壇亡国論』を書いた頃は、保守論壇や保守思想は、堕落し、劣化し、大きく変化していた。堕落、劣化の原因は何処にあるのか。私は私なりに、深く考えて、『保守論壇亡国論』を書いたのである。「統一教会 」などには触れていない。問題を、社会問題や新興宗教問題などにしたくなかったのである。私は、あくまでも「思想問題」として、現代日本の思想状況を分析してみたかったのである。私は、桜井よしこや西部邁、渡部昇一、中西輝政・・・らを、「エセ保守」「エセ右翼」として厳しく批判している。安倍銃殺事件が起きて、問題が一挙に吹き出している。私が、ほぼ10年前(9年前)に考えていた問題が••••••。
■『保守論壇亡国論』の頃。
何年前の記事(写真)だろうか。「 9年前 」と書いてあるが、もっとはるか昔のことのようにみえるが、『 保守論壇亡国論』刊行の頃だから、おそらくそういうことだろう。私が、『保守論壇亡国論』で問題にしたのは、当時の思想的に堕落した「保守論壇」や「保守思想家」、あるいは「保守系言論人」であった。私は、当時から、「保守思想」や「保守思想家」や「保守系文学者」を尊敬し、畏怖していた。たとえば、小林秀雄、福田恆存、田中美知太郎、三島由紀夫 、江藤淳などであった。しかし、私が『保守論壇亡国論』を書いた頃は、保守論壇や保守思想は、堕落し、劣化し、大きく変化していた。堕落、劣化の原因は何処にあるのか。私は私なりに、深く考えて、『保守論壇亡国論』を書いたのである。「統一教会 」などには触れていない。問題を、社会問題や新興宗教問題などにしたくなかったのである。私は、あくまでも「思想問題」として、現代日本の思想状況を分析してみたかったのである。私は、桜井よしこや西部邁、渡部昇一、中西輝政・・・らを、「エセ保守」「エセ右翼」として厳しく批判している。安倍銃殺事件が起きて、問題が一挙に吹き出している。私が、ほぼ10年前(9年前)に考えていた問題が••••••。
2022年7月6日水曜日
■「参政党」とは何か。「参政党」が人気沸騰らしいが、所詮は、「 ネットウヨ政党 」で「 第二自民党 」、「自民党の補完勢力」にすぎないだろう。 をアップしました。是非、ご覧下さい。 ★⇩★⇩★⇩★⇩★⇩★⇩★ https://youtu.be/2YXVq5VLYkE ■文芸評論家=山崎行太郎の反論壇時評チャンネル。 ⤵︎ ︎⤵︎ ︎⤵︎ ︎⤵︎ ︎⤵︎ ︎⤵︎ ︎⤵︎ ︎⤵︎ https://youtu.be/2YXVq5VLYkE
■「参政党」とは何か。「参政党」が人気沸騰らしいが、所詮は、「 ネットウヨ政党 」で「 第二自民党 」、「自民党の補完勢力」にすぎないだろう。
をアップしました。是非、ご覧下さい。
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https://youtu.be/2YXVq5VLYkE
■文芸評論家=山崎行太郎の反論壇時評チャンネル。
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