2021年8月29日日曜日

■「顰蹙」を承知で言うのだが、アフガニスタン問題が面白い。特に、タリバン側の「テロ」や「自爆テロ」が・・・。昨日( 8 /26)もカブール空港近くで、国外退避を目指す米軍や米軍への協力者たちをターゲットにした「自爆テロ」があったようだ。慶応義塾大学東洋史出身のイスラム学者=宮田律(元静岡県立大学教授)の以下の記事を読んで知ったのだが、この自爆テロについて犯行声明を出しているIS(イスラム国)の下部組織「ISKP( ISホラーサーン州 )」という組織があるらしい。過激派タリバンの中のさらなる超過激派ということか。タリバン政権が抱える「反政府ゲリラ」の登場か。内戦のはじまりか。うーん、ますます、面白くなってきたなー(笑)。国家論や建国物語のパラドクス。政治闘争や思想闘争、革命闘争には、終わりはないということだろう。「永久革命者の悲哀」かな。