2021年8月20日金曜日

■タリバン革命を支持する。私は 、自分は「保守反動」だと思っていたが 、「革命」や「破壊」「解体」が好きなのだということが、最近、わかってきた。 タリバンがアフガニスタン全土を支配下においたことが、わかって、拍手喝采をしている自分がいることに驚いた。私は、革命が好きなのだ、と。私は、小林秀雄や三島由紀夫や江藤淳が好きだが、よく考えみると、彼らの思考は「保守」ではない。明らかに、かれらの思考は「永久革命者」のそれである。彼らは、何も創造しない、、何も努力しない、いわゆる、やる気のない現状維持的な「保守」でも「保守主義者」でもなかった。彼らは、「創造」のための革命的努力を怠らなかった。私が、彼らを、「永久革命者」と呼ぶ所以である。 ところで、タリバンは、アメリカの貿易センタービル襲撃事件以後、米国政府と西側マスコミから目の仇にされ、テロ集団の烙印を押されて来た。アフガニスタンには、米国の傀儡政権が、「民主政府」という名のもとに成立し、「植民地政府」が、アフガニスタン民衆の上に君臨してきた。タリバンとアフガニスタン民衆の蜂起によリ、米国の傀儡政権は崩壊し、アフガニスタン民衆の「独立国家」と「民衆政府」が誕生しようとしている。私は、ベトナム戦争における「サイゴン陥落」を思い出した。カブール陥落、カブール奪還によって、アフガニスタン民衆は、右往左往して、国外脱出を試みる人々で、飛行場は大混乱のようだ。軍用機は、民衆を見捨てて、次々と飛びたって行く。いつか見た風景だ。米軍への協力者や政府関係者たちをはじめ、警察や軍の関係者たちには 、過酷な運命がまっていることだろう。