2021年8月20日金曜日

■アフガン政府軍は、なぜ、弱かったのか。 アフガニスタン政府軍の実態は、米国政府が作った寄せ集めの「ニワカ軍隊」だった。カネさえ手に入れれば、後は用なし。いつでも逃げる用意ができていた。言い換えると、「思想」のない軍隊だった。一方、「イスラム原理主義」という強固な思想に依拠するタリバンは、20年前、米軍に、一度は政権を追われたとはいえ、しぶとく米軍への抵抗を続けたあげく、20年後の今、政権を再奪取することに成功した。

■アフガン政府軍は、なぜ、弱かったのか。 アフガニスタン政府軍の実態は、米国政府が作った寄せ集めの「ニワカ軍隊」だった。カネさえ手に入れれば、後は用なし。いつでも逃げる用意ができていた。言い換えると、「思想」のない軍隊だった。一方、「イスラム原理主義」という強固な思想に依拠するタリバンは、20年前、米軍に、一度は政権を追われたとはいえ、しぶとく米軍への抵抗を続けたあげく、20年後の今、政権を再奪取することに成功した。