●「ネット右翼」と「馬鹿の壁」ー竹中一派とカズヤと上念司の場合ー「Youtube動画」山崎行太郎の「反=論壇時評」
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Discours de la méthode pour bien conduire sa raison, et chercher la vérité dans les sciences. Plus la Dioptrique, les Météores et la Géométrie, qui sont des essais de cette méthode.
●「ネット右翼」と「馬鹿の壁」ー竹中一派とカズヤと上念司の場合ー「Youtube動画」山崎行太郎の「反=論壇時評」
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竹中平蔵研究(63)・・・菅は、首相就任早々に、竹中平蔵に会って、何かを相談したらしいが 、さらに、竹中一派の高橋洋一にまで会っているらしい。そのうち、原英史や岸博幸とも会うんじゃないのか。菅義偉新首相が、政権運営を、竹中平蔵や竹中一派に丸投げしているらしいことが分かる。菅は、竹中平蔵の正体を知ってて、会っているのか。ただ竹中平蔵の口車に乗せられているだけなのか。そもそも、菅は 、竹中平蔵だけでなく 、楽天の三木谷某や、サントリーの新浪某等まで、大臣として閣内に取り込もうとしていたらしいが、「頭」は大丈夫かと言いたくなる。菅政権は、国民の支持率「70パーセント越え」と言われているが 、菅だけではなく、日本国民の「頭」は大丈夫なのか。言い換えれば、「一億総ネット右翼」と言うことか。菅は、「改革」を菅政権の大目標にしているようだが、むしろ、「改革」しなければならないのは 、日本国民の「頭(思考力)」の方ではないのか。さて、竹中平蔵の構造改革理論、つまり竹中平蔵の経済理論についての批判は、既に、先人たちによって、なされている。そもそも竹中平蔵の構造改革理論が、郵政民営化や派遣法改正、移民政策・・・などの政策が、結果的に、必ずしも成功してはいないということは、歴史的現実を見るまでもなく、明らかである。小泉政権で、小泉純一郎は「構造改革なくして成長なし」のワンフレーズポリテイクスで、一世を風靡したが、このフレーズが、掛け声だけに終わったことも、歴史が証明している。小泉・竹中改革以後、日本の経済は、あるいは国民生活は、成長したのか。下落の一本道を走り続けている。この現実をどう評価するのか。原因を、「民主党政権の悪夢の三年間」に帰することは、安倍前首相や「ネット右翼」と呼ばれる経済音痴の一群は別として、明らかに間違いである。竹中平蔵は、「まだ改革が足りないからだ」「もっと改革すれば成長するはずだ」・・・とか、寝言のようなことを言いながら、政権にしがみついているらしいが、もはや、竹中平蔵式改革など御免蒙りたい。責任を取って切腹せよ、とはいわない、早く消えて、静かにお休みください、とでも言うしかない。ところが、竹中平蔵さん、まだまだやりたいらしい。驚くべき厚顔無恥である。その根性は、何処から出てくるのだろうか。竹中平蔵が、その気なら、こちらの手で、竹中平蔵の首を取りに行くしかないだろう。もちろん、言論闘争、あるいは思想闘争によってである。
(続く)
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竹中平蔵研究(62)・・・菅新首相は、就任早々に、「人材派遣業・パソナ会長・竹中平蔵」と会食したそうである。時事通信が伝えているらしい。なるほど、そうだったのか、というわけである。ということは、昨日も書いておいたが、菅新首相は、組閣に当たって、竹中平蔵を大臣にしたかったが、ある人物に(二階幹事長等?)反対されて、竹中平蔵大臣案を断念したらしいという情報は真実だったということだろう。まず、「時事通信」の記事から。
〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓
菅義偉首相は18日午前、東洋大の竹中平蔵教授と東京都内のホテルで朝食を取りながら1時間余り懇談した。
首相は小泉内閣の総務相だった竹中氏を副大臣として支えた。
竹中氏は金融・経済財政担当相の経験もあり、菅内閣として進める規制改革や経済政策についてアドバイスを受けたとみられる。
出典:菅首相、竹中元総務相と懇談 9月18日 時事通信社
〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓
以下は 、これを読んだ藤田孝典(聖学院大学准教授)の批判である。少し長いが、参考のために・・・。
〓〓〓〓以下引用〓〓〓〓
菅義偉首相 就任直後に竹中平蔵パソナグループ会長と会食しないでください
藤田孝典 | NPO法人ほっとプラス理事 聖学院大学心理福祉学部客員准教授
9/18(金) 18:28
菅義偉首相と会食した竹中平蔵パソナグループ会長
菅義偉首相が竹中平蔵パソナ会長と会食
菅義偉首相が18日、人材派遣業大手の竹中平蔵パソナグループ会長と会食した。
《 菅義偉首相は18日午前、東洋大の竹中平蔵教授と東京都内のホテルで朝食を取りながら1時間余り懇談した。
首相は小泉内閣の総務相だった竹中氏を副大臣として支えた。
竹中氏は金融・経済財政担当相の経験もあり、菅内閣として進める規制改革や経済政策についてアドバイスを受けたとみられる。
出典:菅首相、竹中元総務相と懇談 9月18日 時事通信社 》
時事通信社の記事では、東洋大の竹中平蔵教授となっているが、彼は未だに人材派遣業大手のパソナグループ会長である。
以前から閣僚も歴任し、現在も政府委員を兼任しながら、社会政策に影響を及ぼす立場にある人物である。
首相就任直後に竹中氏と会食をするというメッセージは、彼を現政権でも要人として扱い続けることを意味するだろう。
人材派遣業に対する容認とも取れる行動に受け取られるのではないか。
人材派遣について、過去には手配師、口入れ、とも呼ばれていた時代があり、労働者の賃金から仕事紹介料などを中抜きして利益を得る業者と揶揄(やゆ)されていたこともある。
今でも人身取引の一種として、人材派遣業を厳しく法規制している国もあるなか、日本では労働者派遣法によって、徐々に派遣労働という働き方が一般化してきている。
新型コロナウイルスで生活困窮しているのは派遣など非正規労働者
いまどういう社会状況か、菅首相は理解をされているだろうか。
生存のためのコロナ対策ネットワークで一緒に活動してきた今野晴貴氏は、相変わらず人材派遣業者が「派遣切り」「雇い止め」している実態を相談支援現場から告発し続けている。
政府の要請も「無視」 「派遣切り」を強行する人材派遣大手の実態とは
労働相談の現場に限らず、生活相談、福祉相談の現場でも、元正社員という人よりも、元派遣社員、元非正規社員という人が多く、いわゆるワーキングプアという実態が非正規労働者のところで顕著だ。
つまり、派遣労働というのは不安定な働き方の象徴とも言えるものである。
これは人材派遣業者たちの政策要求を聞く政府が政策で後押しをし、構造的に作られてきた働き方である。
人材派遣業者が介在しない場合、本来であれば、労働者には満額の賃金が支払われるが、今は中抜きされている事実がある。
賃金を中抜きされているのだから、生活困窮する理由とも密接に結びついてくる問題だ。
9月1日、共同通信の記事でも「コロナ解雇、8月末で5万人超に 非正規中心、増加止まらず」と見出しをつけている通り、失業者の大多数は派遣労働を含む元非正規労働者である。
過去に下記の記事で問題提起もしているので参照いただきたい。
竹中平蔵パソナ会長「このままだと日本を良くするのは益々難しくなる」足元の派遣労働者に目を向けてほしい
これからも「雇用の調整弁」と呼ばれた派遣労働者を増やすのか減らすのか、政策決定が問われている局面だ。
そこで人材派遣業大手の会長と会食しているようでは、先が思いやられる状況である。
竹中氏らの要望を聞いて、派遣労働者を含む非正規労働者の増加が進んできたため、日本経済は完全に疲弊してしまった。
低所得層も増え、購買力も上がらず、デフレ脱却などの見通しを立てることも困難になっている。
当然、他の先進諸国と比較して、実質賃金も上昇が見られない特異な国が日本である。
その実態を生み出した元凶といってもいいのは、竹中平蔵氏ではないだろうか。
経済政策を議論するのであれば、そろそろ失敗が明らかになった竹中論に依存するのではなく、新しい助言者が必要とされている。
首相がポストコロナを見据えた政策を打ち出す際には、不安定な雇用を増やし続けてきた弊害と向き合い、今よりも是正や規制に動いてくださることを期待したい。
その際に重用するのはもう竹中平蔵氏ではないはずだ。
藤田孝典
NPO法人ほっとプラス理事 聖学院大学心理福祉学部客員准教授
社会福祉士。生活困窮者支援ソーシャルワーカー。専門は現代日本の貧困問題と生活支援。聖学院大学客員准教授。北海道医療大学臨床教授。四国学院大学客員准教授。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロ...
〓〓〓〓引用終了〓〓〓〓
これで 、私が、何回も指摘しているように、菅新政権の実態は、「竹中政権」であり、あるいは竹中平蔵の「傀儡政権」であることが明らかになってきたと言っていいのではないか。私は、別に、菅新首相が誰と会食しようとかまわない。会食自体を批判しているつもりも、また「人材派遣業・パソナ会長・竹中平蔵」と会食したということを批判するつもりもない。ただ 事実(FACT)に注目するだけである。それにしても、「時事通信」は、竹中平蔵の「肩書き」を「東洋大学教授」とだけ記して、「人材派遣業・パソナ会長・竹中平蔵」と明記しないのは、何故なのだろうか。「時事通信」記者の良識を疑わざるを得ない。お前らもグルなのか、と。
(続く)
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竹中平蔵研究(61)・・・竹中平蔵と「ネット右翼」というタイトルで、何かを書くと面白いかもしれない。今でもそうだが、竹中平蔵の周りには、昔から、 不思議な応援団のような一群が存在する。もちろん、大多数は、彼等の言論に洗脳され 、付和雷同する愚衆だろうが・・・。私は、あれは、竹中平蔵一派の陰謀・謀略による情報工作を目的とした「ネット右翼集団」だろうと思っていたが、これは、あくまでも、私の個人的な「推測(笑)」に過ぎないので、確かなことは分からない。私の記憶と推測では、それは、小泉政権の時代から始まった。つまり、小泉・竹中改革の頃から・・・。彼等は 、いわゆる「構造改革」の支持者であり応援団だった。当時、私は、反・構造改革の論陣を張っているつもりだったので、彼等の物量作戦に、圧迫感を強く感じた。私は、彼等の背後に、竹中平蔵や竹中一派の存在を感じていた。竹中平蔵は、総務大臣や郵政改革大臣として、現場の政界やジャーナリズム、経済界等を巻き込んで、血みどろの闘いを演じながら、その裏で、ネットの世界に手を伸ばし、情報工作活動(バッシング)を続けていた。そしてそれは現在も続いている。これは、私の「推測」(笑)である。ただ一つ、確かなことは、彼等の意見や主張の内容が、完璧に「全員一致のファシズム的言論」に統一されているということだ。彼等の「攻撃対象(バッシング)」を見ると、それは顕著である。具体的に見ていこう。最近では、「前川文科省次官バッシング」というものがあった。直近では、「森ゆうこバッシング」「石垣のりこバッシング」「白井聡バッシング」・・・があった。今回の自民党総裁選においては、彼等の「攻撃対象(バッシング)」は、石破であり、岸田だった。石破や岸田の応援団は、不可解なことに皆無と言ってよかった。ということは、彼等は、必ずしも自民党応援団ではないということだ 。単なる自民党応援のネットサポーターだったら、そんな現象にはならない。石破や岸田の応援団もいていいはずだ。しかし、いなかった。ほぼ全員が「菅義偉(よしひで)支持」だった。何故? 私は、「菅義偉」の背後に竹中平蔵と竹中一派がいるからではないかと「推測」している 。「安倍一強」がから「菅一強」へと急変貌を遂げた。何故? 現実に、菅義偉と竹中平蔵は、小泉政権当時から、総務大臣と総務副大臣 の関係が示すように、かなり親密な関係である。今回の「菅政権」発足にあたって、菅義偉は、「竹中大臣」を計画していたらしいが 、誰かに潰された・・・という情報も流れている。ガセネタかもしれないが・・・。「さも、ありなん 」と、薩摩半島の山奥の村にある「毒蛇山荘」の老人は思うのであった。ところで 、菅新政権の支持率が「70パーセント」を超えたそうである。この数字が、何を意味しているかは分かりかねるが 、あまり、自然な数字ではないということだけは、分かる。新聞やテレビ等のメディアを監視・統制・支配し、ネットメディアまでを味方につけてきた「和製ゲッペルス・菅義偉」の面目躍如というところか・・・。しかし、メディア操作によって偽装された人気や支持率は、メッキが禿げるのも早いかもしれない。
(鹿児島県薩摩半島の山奥「毒蛇山荘」の書斎で・・・)
竹中平蔵研究(60)・・・竹中平蔵が新著を出したらしい。私は、本質的に新著にしろ旧著(笑)にしろ、本は買わないし、読まない。私が読むのは、読むに値すると判断した著者(作者)の本だけである。たとえば柄谷行人、佐藤優・・・。後は物故者の本か古典・・・。それで充分。それで、脳は、充分、活性化する。人生の時間は限られている。無駄な本を読むことは文字どおり時間の無駄である。私は、残された時間を有効に使いたい。というわけで、新刊本の類は、立ち読みで済ませる。今、鹿児島県薩摩半島の山奥の「毒蛇山荘」に来ているので、立ち読みなど出来ない。なにしろ 、周りは、山と川と畑と森・・・。本屋など何処にもない。だから、小さな書庫に眠っている虫に食われそうな古い本を、繰り返し読むだけだ。しかし、これがいいのだ。新刊本など、ゴミクズばかり。読む必要のない本ばかりだ。竹中平蔵の新刊本も読む必要のない新刊本だろう。東京の友人の話によると、竹中平蔵の新刊本には、「ドバイ」や「シンガポール」の話が出ているらしい。それを聞いただけで、「ああ、また、あの話か・・・」(笑)というわけである。タイトルは、「ポストコロナの「日本改造計画」/ デジタル資本主義で強者となるビジョン」と言うらしい。「デジタル資本主義」「日本改造計画」「ビジョン」・・・。いかにも詐欺師が書きそうな本である。そして、そのモデルとなるのが「ドバイ」と「シンガポール」というわけだろう。いまさらドバイやシンガポールかよ。ゴメンダだね、アタシャー。今の日本でいいよ。ドバイやシンガポールより、薩摩半島の山奥の「毒蛇山荘」の方が・・・。ところで、私は、いわゆる「コロナ話」が嫌いである。コロナ話に熱中している人を見ると、「コイツも馬鹿だな・・・」と思うばかりだ。「他に考える事があるだろう(笑)」と。竹中平蔵の新刊本によると、コロナで世の中は変わるらしい。そりやー、変わるだろう 、バナナを食っただけでも世の中は変わるのだ。ハシが転がっただけで世の中は変わるのだ。しかし、こういう時は、やはり詐欺師の出番だな。
(続く)
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竹中平蔵研究(59)・・・菅義偉新総理は、小泉政権時代、竹中平蔵総務大臣の部下(副大臣)だった。安倍政権時代にも、官房長官となった菅の背後には、「黒子」となった竹中平蔵が、「国家戦略特区」民間議員、「未来投資会議」委員・・・などを通じて、ピタリとくっついていた。ダーティーワークを任せ切りだった悪代官・菅官房長官を切れない安倍首相に、竹中平蔵を切れるわけがなかった。安倍政権の重要政策の一つに「移民政策」があった。「低賃金の外国人労働者を大量に受け入れることによって、経済成長を目指す!」という政策である。この「移民政策」で主導的な役割を果たしたのが、「人材派遣業・パソナ会長・竹中平蔵」である。「人材派遣業・パソナ会長・竹中平蔵」・・・、まさに利益相反(利益導入、政権の私物化)の典型である。この「移民政策」を政権内部で、強力に推進したのが、竹中平蔵の元部下・菅官房長官である。菅は、何時からか知らないが、横浜のタワーマンションに住んでいるそうである。竹中平蔵と組んで、利益相反で手に入れた「濡れ手に粟」の儲けを、山分けしたのだろうか。(笑)。菅義偉よ、お主も悪よのう。さて、この「移民政策」という問題を、経済学的にというか経済理論的観点からみていくとどうなるだろうか。たとえば、「生産性」という問題に絞って考えてみよう。企業は、「安い労働力」が手に入るようになると、生産性向上のための「企業努力」「研究開発」「技術開発」・・・という分野が、おろそかになり始める。当面の利益という観点から見ると安泰に見えるが 、国際競争力という観点から見ると 、次第に落ち始める。今の日本の企業が当面している問題は、「労働者の賃金上昇による利益率の低下」ではない。「技術開発力の低下による国際競争力の低下」である。そして社有資産の身売り、技術の身売り。最終的には 、「シャープ」のような台湾、中国、韓国への「身売り(買収・乗っ取り)」である。「低賃金外国人労働者」という甘い汁を吸い始めた企業は、企業努力を怠り、やがて「企業買収」の餌食となリ、消えて行く。半導体産業は、今や、中国、台湾、韓国のものになっている。次世代携帯通信・5Gは、米中韓が開発競争を続けていると言う。日本は太刀打ちでききないらしい。何故?技術立国日本も技術大国日本も、昔の話らしい。責任は?と問うと、責任は、すべて「民主党政権の3年間」にあるらしい。「民主党政権3年間で破滅的状況の追い込め荒れた」と。その破滅的状況から、「安倍政権7年8ヶ月」によって、見事に回復した、と。漫画の読み過ぎじゃないの。そうじゃないだろう。小泉政権以来、安倍政権を通じて、竹中平蔵という「人材派遣業・パソナ会長・竹中平蔵」のインチキ経済理論に洗脳されて、構造改革だの規制緩和だの、移民政策だの・・・にウツツを抜かしてきたからだろう。
桜井よしこ先生の日本人の「美徳講座」の悪徳商法について。
桜井よしこ先生が、日本人だったら「味噌汁を食せよ」じゃなくて、日本人だったら、安倍総理辞任に対して、先ず、「お疲れ様」とか「ご苦労さま」と言うべきだろうと、言っておられます。それが、日本人の伝統的な「美徳」だと。なるほど、権力者が病気や不祥事で辞める時は、先ず、何はともあれ、「お疲れ様」「ご苦労さま」というのが、桜井よしこ先生の「美徳講座」の基本中の基本のようです。おそらく、桜井よしこ先生は、鳩山由紀夫が辞めた時も、菅直人が辞めた時も、あるいはヒットラーやスターリンが辞めた時も、そう言ったのでしょうね。安倍辞任の記者会見を見ながら、缶ビールでカンパイし、悪罵雑言をテレビ画面に向かって投げ続けた小生としては、頭が下がります。いやー、頭が痛いです。私は、日本人じゃないのかもしれない、と思う今日この頃であります。ところで、またまた、オメデタイ話が・・・。桜井よしこ先生、何を血迷ったか、「安倍首相の辞め方は素晴らしい辞め方だった」「いい時に辞めた」とも言っているらしい。何処まで、馬鹿なんだよ、この「ネット右翼・オバサン」(笑)。日本人なら、潔く、腹を斬れよ。日本人の「美意識」は、「自決」「切腹」だよ。何が、「いい辞め方だった」だ。日本人は、そういう「辞め方」はしない。権力や金持ちに迎合し、ゴマスリすることは「美徳」でもなんでもない。悪徳である。桜井よしこの「美徳講座」は、下品極まりない「悪徳のススメ」を実践する悪徳商法である。