2022年3月14日月曜日

■75歳のエチュード。《ウクライナ戦争なんて知らないよ。》《私は、プーチンの味方です。》 テレビや新聞などを覗くと 、ウクライナ戦争一色だが、私は、ほとんど興味がない。勝手に戦争でもやってろ、と思う。私は、昔から、ロシア文学やロシア思想やロシア政治史・・・が好きだ。プーチンも嫌いではない。だから、ウクライナ戦争論議が始まると「不愉快」になり、思考が集中出来なくなるので、テレビを消す。私は、今日、『月刊日本』に連載中の『江藤淳とその時代』の連載原稿を書き終え、お昼頃、『月刊日本』編集部へ、やっと送信したところである。私は 、ここ一週間ばかり、江藤淳の『夏目漱石』論や『小林秀雄』論のことばかり考えてきた。ウクライナ戦争もウクライナ戦争論議も、所詮、オヤジたちの居酒屋漫談か、梅干しババーたちの井戸端会議以下の下世話な雑談にすぎないと思う。私は「下世話な雑談」が嫌いではないが、今は、そんなことを考える余裕はない。そんなことは、何もすることも、考えることもない「馬鹿学者ども」にまかせておけ・・・。私は、テレビも新聞も、見ないし、読みもしないが、テレビだけは、時計がわりにつけっぱなしにしている。朝だか夜だかわからなくなると困るからだ。私は、騒音や雑音が嫌いではない。テレビの雑音や馬鹿話に包まれながら、たとえば《江藤淳とは何者か》とか《水戸学とは何か》とか考えるのが好きだ。かえって集中できるのだ。ちょっと余裕ができたので、今週末あたりには、《私、プーチンの味方です》とか、《プーチンは永久に不滅です》とかいうYouTube動画でも、撮ろうかと思っている。