2021年2月20日土曜日

 水戸光圀と水戸学派。

水戸学、ないしは水戸学派は、水戸藩二代目藩主・水戸光圀に始まる。水戸光圀は、青年時代、司馬遷の『史記 』を読んで 、思想的覚醒というか、思想的転換を経験し、「歴史」というものに目覚め、日本史の探求を試みるようになった。後に、二代目藩主になる頃に、 いよいよ本格的に『 大日本史』という歴史書の編纂作業を開始する。この『大日本史 』の編纂作業を通じて、水戸学、ないしは水戸学派が形成されていくことになる。