2021年12月3日金曜日

■小林秀雄の『様々なる意匠』について。 小林秀雄の言う「意匠」とは思想、理論、イデオロギー・・・のことです。いわゆる思想体系です。主に「マルクス主義」という思想体系のことです。 小林秀雄は 、これを 、「自分で考えたものではない」と批判します。 一方で、マルクスやマルクス的思考を肯定します。マルクスは 自分で考えた人だからです。 小林秀雄は、マルクス主義やマルクス主義、マルクス主義者を批判します。 自分で考えたのではなく、他の誰かが考えた思想(たとえばマルクス主義 、保守主義、合理主義、新自由主義・・・)などを、学習し、模倣しているだけだ・・・と。 マルクスとマルクス主義者とは違うということです。 つまり、マルクスと、マルクスの考えだした「マルクス主義」という思想を、学習し、暗記した人たちと区別し、批判します。 自分で何かを考える人は、ゼロの地点(虚無)から考えます。マルクスもデカルトも・・・。藤田東湖も福沢諭吉も・・・。だから、歴史に残っているというわけです。

 ■小林秀雄の『様々なる意匠』について。


小林秀雄の言う「意匠」とは思想、理論、イデオロギー・・・のことです。いわゆる思想体系です。主に「マルクス主義」という思想体系のことです。

小林秀雄は 、これを 、「自分で考えたものではない」と批判します。

一方で、マルクスやマルクス的思考を肯定します。マルクスは 自分で考えた人だからです。

小林秀雄は、マルクス主義やマルクス主義、マルクス主義者を批判します。


自分で考えたのではなく、他の誰かが考えた思想(たとえばマルクス主義 、保守主義、合理主義、新自由主義・・・)などを、学習し、模倣しているだけだ・・・と。


マルクスとマルクス主義者とは違うということです。


つまり、マルクスと、マルクスの考えだした「マルクス主義」という思想を、学習し、暗記した人たちと区別し、批判します。


自分で何かを考える人は、ゼロの地点(虚無)から考えます。マルクスもデカルトも・・・。藤田東湖も福沢諭吉も・・・。だから、歴史に残っているというわけです。